GK-HL10 は2019年9月をもって販売を終了しました。
後継機はプローブコネクタ PC-SMA PC-SMA-SRとなります。
特徴
●マイクロストリップライン基板の製品開発検査の際の、基板端部にSMAコネクタを水平にし半田付けを行う代わりに利用する同軸コンタクターです。
●SMAコネクタの芯線に基板を押し付ける機構タイプです。芯線は、本体部の端面から1.5mmの出寸法です。
●半田付け作業を行うことなく、マイクロストリップライン基板端部に接続し、SMAコネクタを介して同軸ケーブルと接続が可能です。
●本体下面に1-M4TAPを設けてあり、治具に固定して利用できます。
●対応する基板の厚みは0.4mmから2.0mmです。
●対応する周波数は10GHzまでです。(GK-HL10は従来品(GK-HL)と同等品です)
※基板ラインに対し、ギガホルダーの芯線が水平に密着する様、固定して使用すると、特性は安定し効果的です。
GNDブロックを本体部GNDに押し付けることで、より良好な特性が得られます。
用途
●マイクロストリップライン基板を用いた製品開発時の検査。
マイクロストリップライン基板を用いた受入検査。
構造説明
●基板の裏面GNDと接地するGNDブロックがバネ圧で基板をSMAコネクタ芯線に押し付けます。 ●バネ圧は3Kgfです。
特性例
測定方法
●基板特性を含めた基本データです。
●半田付け基本データは、ギガホルダー特性取得後、同一基板の片側だけにコネクタを半田付け(追加)取得したものです。
●それぞれのデータは基板を含めたデータであり、治具の特性(性能)は基本データとの差分となります。
GK-HLOC は2019年9月をもって販売を終了しました。
特徴
●それぞれのギガホルダーはオプション開閉治具に簡単に組み込むことができます。
(オプション開閉治具への組み込みは、ギガホルダー底面のM4TAPを利用しネジ止めします)
●テコを使った開閉レバーを上に立ち上げることで、オプション開閉治具に組み込まれたギガホルダーは軽い力で開口します。
●SMAコネクタと同じ幅でできたギガホルダーに左右1.15mm厚のハウジング、
総幅15mmと極めて薄く設計しました。
●開閉レバーを立ち上げた状態を続ける事で、ギガホルダーの開口状態を保持できるので、複数箇所の接触を必要とする基板に対して、基板の差替えが一人でも容易にできます。
(作業台などに固定して利用されるとより有効に活用できます)
*作業台を金属ベースとした場合、作業台との固定ネジとハウジングとの間に絶縁素材(樹脂など)で組付けることでGND分離、導電素材(金属など)で組付けることで同一GNDを形成できます。